留学生センター・国際交流室について

センター長からのメッセージ

茅 暁陽(まお  しゃおやん)

山梨大学国際交流センター長  茅 暁陽(まお  しゃおやん)

インターネットの登場によって、あらゆる情報がリアルタイムで地球上を駆け巡る時代が到来しています。従来の地理的制約など物ともせず、世界の各地で異文化が入り交じる姿を目の当たりにするようになってきました。当センターはこのような無国境化時代の要請を受け、これまでの留学生センターの役割を拡大し、さまざまな国際交流支援活動を通じて本学のグローバル化を総合的に活性化する目的で、2014年度からスタートを切ったところです。その初代センター長を拝命し、担うべきミッションの大きさに身が引き締まる思いです。

当センターでは、留学に必要な語学の研修や修学・生活の助言・指導はもちろんのこと、協定校との交換留学や海外企業でのインターンシップ、地域社会・企業との交流・連携等をこれまで以上に幅広く展開していこうと計画しています。私が描く国際交流の理想像は、このような「外なる国際化」の多彩なプログラムに加えて、キャンパスや周辺地域の至るところで、海外からの留学生と国際化を真剣に考えようとしている日本人学生や地域住民が日頃から直に交流を重ねている姿 ― 内なる国際化 ― の具体化です。海外からの留学生には、当地の豊かな自然環境や歴史の深さ、そして本学の先端的な研究の取組みについて、日本人の学生たちや住民が発する飾らない言葉の端々から直接実感してほしいですし、一方グローバル人材を目指す日本人学生や国際交流の一助を願う地域住民にとっても、多くの国や地域からの留学生がともに学ぶこのキャンパスこそ、生きた外国語を学び、複数の異国文化を一挙に体験・比較できる、最初にして最高の留学先と捉え直してもらいたいのです。

公園に喩えるなら、主役はあくまで、そこに集い、語り合う皆さん方であって、私たちセンターは、誰もが気持ちよく公園を利用してもらえるように、常に青々とした芝生を整備し、四季折々の草花で風景を彩る管理人の役割を担っていると考えています。私たちのキャンパスを、「地球市民」のための交流の場に変貌させたいのです。

私もかつて中国から日本への留学を果たし、幸いそのままこちらで教職を得て、現在に至る経歴をもっています。その点では、留学前に思う先々の不安や、留学後に異国の日常で感じる戸惑いを解決し、その意義の大きさを実感してきたつもりです。豊かな国際経験や卓越した日本語教育スキルをもち、親身に相談に乗ってくれる専門の教員や職員と一緒に、皆さんのキャンパスライフがより豊かで実りあるものになるよう、全力で応援していく所存です。