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活動報告


「キャリアデザイン演習」を開催しました

卒業後のキャリアを考える「キャリアデザイン演習」を、3回に亘り開催しました。
今回はリュウカツを運営する株式会社オリジネーターの須藤歩氏が講師、及びファシリテーターを務めてくださり、オンラインで行われました。

3回シリーズの初回である6月15日は、日本で就職して5年目になる外国籍社員の方から、一つのロールモデルとして、ご経験を語っていただきました。
日本企業の雰囲気や自分らしく働くための工夫や心がけなどについて、ご自身の経験を分かりやすく話してくださり、参加した留学生からは「英語をもっと勉強しなければならないと思った」という感想や、「自分で調べても分からないことがあったら、誰にどのように聞いたらいいのか」という質問も出ました。
先輩の熱意と前向きな姿勢に、参加した14名の留学生は大いに感化されたのではないかと思います。

2回目の6月30日には、主にグループディスカッションを通じて、自分のキャリアの方向性とチームでの役割、キャリアプランについて考えました。
14名の留学生が、2、3名のグループに分かれ、自分が今の専攻を選んだ理由やロールモデルとなる人物などについて語り合い、自分が目指すものや大事にしたいことへの気づきや確認ができたようです。
また、卒業後について、3年後、5年後、10年後と、個人生活をも含めたキャリア全体を考える機会にもなりました。

3回目の7月14日は、NPO法人日本語教育研究所の理事でいらっしゃる長崎清美氏が講師を務めてくださり、日本のビジネスマナーについて学びました。
おじぎや相槌はなぜするのか、その意味を知ると、その大切さが改めて分かりました。
また、チームワークで働く上で重要なポイントとして、時間厳守、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)、配慮のある話し方について教わりました。
参加した15名の留学生一人一人からの発言を多く拾い上げて、分かりやすく教えていただきました。

各セミナー後には、留学生には振り返りシートを提出してもらい、セミナーで学んだことを自分自身のことに引きつけて深く考えてもらいました。
今回のセミナーを通じて、留学生には、自分が日本で働くビジョンや自分らしい働き方について考え、それに向けた準備のきっかけになってもらえればと願っています。

 

 

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